
シーケンサー
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ます。[PADS] のキーを押して、ノートトリガーとして保存します。キーの圧力のベロシティとデュレーションは、ノートトリガー
の値に影響します。また CHROMATIC モードがアクティブな場合、ノートトリガーのピッチの値が録音されます。DATA ENTRY
ノブを使用した PARAMETER ページの設定の変更は、シーケンサーではパラメーターのロックとして録音されます。
LIVE RECORDING のクオンタイズをオン / オフするために、[RECORD] キーを押してから [PLAY] キーを 2 回押します。コマン
ドを繰り返すとオフになります。録音のクオンタイズは、GLOBAL メニューの SEQUENCER CONFIGURATION メニュー内でも
設定できます。
シーケンサーのトラックに録音されたトリガーのシーケンスをただちに消去するために、[NO/RELOAD] キー +[PADS] の 1 つまた
は複数を押します。つまり、キーが離されるまで、再生中のパターンで到達した全てのステップが消去されます。
シーケンサーの録音と再生の両方を停止するには、[STOP] キーを押します。シーケンサーの再生を続けたまま LIVE RECORDING
を終了するには、[PLAY] キーを押します。LIVE RECORDING モードがアクティブの状態で [REC] キーを押すと、GRID
RECORDING
モードがアクティブになります。
RETRIG メニュー
[RETRIG] キーを押すと、アクティブなトラックのリトリガーメニューが LCD 画面の一番左側に表示されます。このメニューでは、
リトリガー操作のホストを設定できます。12 のドラムトラックのそれぞれが、独自のリトリガー設定を持つことができます。リトリ
ガーの設定は、アクティブなキットに格納されます。
[ARROW] キーの [UP] と [DOWN] を使用して、リトリガー操作のいずれかを選択します ( 画面上に見えている 4 つの他にもあり
ます )。[ARROW] キーの [LEFT] と [RIGHT] を使用して、値を変更します。LEVEL ノブを使用して、値を設定することもできま
す。このメニューで利用可能なリトリガー操作は、以下の通りです。
*RETRIG : リトリガーのレート (1/1、1/2、1/3、1/4、1/5、1/6、1/8、1/10、1/12、1/16、1/20、1/24、1/32、
1/40、1/48、1/64、1/80) を設定します。1/16 は、基本的なリトリガーのレートで、ステップごとに 1 トリガー
です。
1/32 は、ステップごとに 2 トリガーに相当します。以下同様です。例えばトリガーを三連符にするには、
リトリガーのレートを
1/12( または 1/24) に設定します。
*LENGTH : リトリガーのベロシティカーブのデュレーションを、ステップの分数倍、有理数倍、整数倍 (0、125
-
∞ ) に設定します。1/16 は、基本的な 1 ステップの長さです。この設定は、エンベロープの境界を定義して、
ベロシティカーブの動作に影響します ( 下記を参照 )。
*VEL.CUR : リトリガーのベロシティカーブのフェードアウト / フェードインを設定します (-128 から 127)。
-128 は、設定された長さの間の完全なフェードアウトに対応しています。-64 は、設定された長さの間にベロ
シティの半分までにフェードアウトします。
0 は、フェードアウトせずベロシティカーブはフラットです。64
は、設定された長さの間にベロシティの半分までにフェードインします。127 は、設定された長さの間に完全
なベロシティまでフェードインします。
*Q.START : シーケンサーによる設定したクオンタイズ位置で、リトリガーの同期が開始します (OFF、1/16、
1/8、1/4、1/2、1/1)。
*ALWAYS ON : リトリガーのロックをオン / オフに設定します。オンの場合、最初に [RETRIG] を押さなくて
も、アクティブなトラックのパッドを押すと常に、リトリガーがアクティブになります。
リトリガーは、
GRID RECORDING モードと同様に LIVE RECORDING モードでもシーケンサーに録音できます。別個のトリガー
として録音されます。リトリガーの速度が、シーケンサーのステップのデュレーションより速い場合、追加の内部ステップでトリ
ガーが作成されます ( つまり、有効なリトリガーによるステップ )。
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